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カーター・センター

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**サンクスギビングのお休み中に行った、アトランタ観光の続きです。**

キング牧師の歴史地区から、次はカーター・センター(Carter Presidential Center)へ行ってみました。
カーターとは、そう。ジョージアが生んだ”平和の使者”、第39代アメリカ大統領、ジミー・カーター氏。
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彼が大統領を辞して5年後(1986年)、このセンターが設立されました。
こちらでは、ジミー・カーター氏のさまざまな活動を知る事が出来ます。
広い敷地内は4つの建物と広い庭園で構成されていていました。
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その展示物、資料などの中には大統領執務室が再現されていたり、歴代大統領の足跡を描いたビデオ、カーター氏の生い立ちや趣味、農家から政治家への転身、ジョージア州知事時代、そして第39代大統領・・・という彼の半生が写真や資料などで紹介されています。
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その他、彼の大統領としての業績を紹介しているコーナーもありました。核兵器が配備されている位置を示した世界地図、イラン危機の際の演説が聞けるコーナー、SALTⅡ(米ソ核兵器削減交渉)のコーナーなどもあり、2700万枚の外交文書や150万枚の写真やビデオテープ、書類が保管されています。

他にはロザリン夫人の活躍も詳細に紹介されていて、ファーストレディがいかに重要な役割を担っているかも学習できるようになっていました。
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庭園はこの日お天気が途中から雨に変わり、外に出てじっくり見られませんでしたが、80種400本のバラが集められたバラ園や日本庭園などもあるとのこと。四季を通して季節の草花が楽しめます。
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他にはカーター大統領をはじめ、ジョージWブッシュ大統領や、ジョンFケネディー大統領などなど、当時の通知簿なども見られます。
誰がどの教科が得意だったか…というのも分かって面白かったです。


≪カーター氏について≫

現在カーター氏はNGO(非政府組織)として環境、貧困、軍縮、平和をテーマに研究を行い、
世界30カ国で様々な活動を実践されています。

カーター氏はいわゆる”政治屋”ではなく、ジョージア州のピーナッツ畑の農園主から大統領になった人で、名門の家柄でもなかった彼は「庶民から出た大統領」として大衆に愛されました。

また彼は「黒人の乳母のおっぱいを飲んで育った」と言われ、南部の黒人たちは人種差別問題に真っ向から取り組む南部出身の大統領に、ケネディ大統領以来の期待を寄せたんだそう。
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大統領選ではワークシャツにジーンズ姿でピーナッツ畑の農民出身であることを積極的にアピールし、民主党候補に選ばれた話は有名。
当初、「Jimmy,who?」という本が出版されるほど知名度の薄かったカーター氏でしたが、その素朴な人柄と物腰の柔らかいサザン・ジェントルマンは、みるみる間に国民を魅了し、大統領にまでなりました。

大統領を辞めてから17年経ったときから再び注目を浴びた彼は、軍事衝突寸前だったハイチに乗り込み、説得に成功。流血の事態を回避させたり、朝鮮問題でもアメリカ政府との間に立って大きな役割を担っているということ。

一民間人である彼が今も緊迫した外交の表舞台に立てるのは、決して元大統領だから・・・というだけではなく、ずっと以前からの地道なボランティア活動の積み重ねの成果なんでしょうね。
外国でも、そして地元での活動にも力を注ぎ、その活動はここには書ききれないほど。
こうした活動がカーターセンターをアメリカ最大のNGOにまで発展させたと言えます。


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キング牧師に続き、カーターセンターに来て、この日は世界の平和について考えさせられた1日になりました。

お友達と共に行った2日間のアトランタ観光レポ、長らく続きましたが、実際はあっという間。
とても楽しい時間が過ごせました。
最終日も朝から歩きっぱなしで、程良くお腹が空いてきたので、ここからは夕食を食べにいきました。

今日も話が思いのほか長くなったので、この後の夕食は次のお話で~。(笑)
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by taepulin | 2008-12-22 23:08 | 遊ぶ